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幸せな共働き家庭とは

私の母は専業主婦です。今は私も兄弟も手が離れたので働いていますが私が家に居た20数年間は専業主婦でした。
夫の母も専業主婦です。結婚してすぐに退職してこれからも働きに出る予定はないそうです。

学生の頃は社会に出たらテレビで見るようなバリバリのキャリアウーマンになって高いヒールをコツコツ鳴らしながら男性にも負けず劣らずの成果を出すのだと意気込んでいました。毎日遅くまで仕事をしておしゃれな家具でいっぱいの部屋に帰って充実感に浸りながらお酒を楽しむのだと思っていました。たくさんお金を稼いで休みの日には父や母を温泉旅行にでも誘って自分なりに親孝行するのだと。

今になって、家庭を持つことは全く考えていない将来ビジョンだったなと思います。
そんな将来を目指しているのに、どんなお母さんになりたい?と聞かれると子供が学校から帰って来た時には家に居て、晩御飯を作りながら学校の話を聞いてくれるお母さんになりたいと言ってました。数回しかないけれど、学校から帰って母が家に居ない日は寂しかったから。母は家に必ず居るものだと思っていました。

何が言いたいのかというと、会社で成果を出しながら共働きで家庭を築くということがどんな生活になるのか私には全く想像が付いていなかったということです。今でもよくわかりません。

テレビドラマで見ていた働くお母さんは仕事で帰りが遅くなり子供に謝っているものばかりでした。刑事ものや弁護士ものを好んで見ていたせいもありますが、働きながら家庭を持つ女性を羨ましいと思うことはなかったです。
インターネットで共働きで子育てとキャリアを両立している女性について調べてみても、自分とは程遠い別次元の人なんじゃないかって位輝かしい経歴と地位とを持った人ばかり出てきます。確かに凄いし素敵なんだけれど自分が目指したい方向とは違う気がする。子育ては時間より密度と言われても、密度も時間も両方与えられた自分の幼少期と比べてしまうとピンとこないのです。

仕事をするならバリバリ働きたいし家庭を持つなら専業主婦の幸せな家庭がいい。
夫からはわがままだと言われたけれど、せっかく働ける体もあるのだからどこまで活躍できるか試してみたいし、せっかく女性として生まれたのだからお母さんとして子供には出来る限り幸せな環境を与えたい。でも、お母さんが家に居てくれる専業主婦の環境しか幸せな環境を知らないのです。
専業主婦家庭で幸せに育ったので共働き家庭の幸せがわからないのです。経済的不安を考慮しても隣の芝よりも自分の家の芝の方が青く見える、頭のめでたい人間もいるのです。

「日本経済の為に女性も働け」ではなく「全ての女性が輝く社会」なんて言い方をするのなら、専業主婦家庭に育った人にも、共働きで女性が管理職をしながら子供を育てる幸せな家庭がどんなに幸せなのか教えて欲しいです。

「一部の女性が輝ける社会づくり本部」に改名して欲しい

退職したことと再就職について悩んできたけれど、結論としては仕事のために生きている訳ではないのだから今の日本で輝く女性にはなれなくていいというところに落ち着きそうです。

私の場合、あのまま仕事を続けていたら生まれたばかりの子供を一人で抱えて単身赴任という形になっていた。夫は車で2~3時間の所で働いているけれど、仕事が忙しくて会えるのは月に数日だろう。
朝早くにまだ一人で歩けない子供を保育園に預けて、夕方職場に頭を下げて保育園に子供を迎えにいく。
家に帰ってからはバタバタと家事と育児に追われて、時期によっては持ち帰った仕事もするだろう。申し訳程度に夫に連絡をして寝る。
出張のある日には遠方から義母さんを呼んで子供を預けて仕事をする。
休日は溜まった家事を片付けて子供と遊ぶ。月に何回かは父親とも遊ばせてあげられるかもしれない。
小学校に上がれば子供は夕方の暗くなった家で一人で留守番をする。夜遅くに帰って来るのは母親だけ。
夫は毎日外食で仕事で疲れた体で家に帰っても一人。妻と子供にお金を送る。週末も仕事で帰れるかどうかもわからない。
キャリアとお金はある。十分な時間と理想としていた家庭はない。

何回想像しても全然幸せそうじゃない。
シングルマザーを批判する気はないけれど、まるで地元を離れて暮らすシングルマザーだ。私にはまだ夫がいるはずなのだ。
やって行けるか行けないかの問題じゃない。幼い頃から漠然と想像していた幸せな家庭ではないことは確かだ。

人生1度しかないのに、好きな人と一緒に居られる時間を仕事のためにごっそり削られるなんて、なんてもったいないんだろう。子供と一緒に居られるのも長くても20年。夫はそのうち何年同じ家に住めるだろうか。自分の子供の成長を見れずに終える人生を夫に強制させるのだろうか。

輝く女性になることは幸せになることが目的であるはずなのに、そのためのキャリアを積むためには幸せでない生活をしなくてはいけない。

今の日本でキャリアを積むことは全ての女性にとっての幸せにはならない。
やっと一部の女性がキャリアを積みながら幸せになれる可能性がある社会になってきただけなのではないか。

夫の残業について思うところ

夫は毎日忙しいみたいです。
仕事が忙しいのは同じ会社に居たからよくわかってるけどやっぱり寂しいです。朝早くから仕事に出て夜遅くに帰って来る生活なので心配です。
私も働いていたときは私の方が帰りが遅いことも多くてあまり気にしてなかったけれど、辞めると気になるものですね。
経済的な理由でもなく夜に夫を待ってるのが寂しいから働きたいなんて色んなことを舐めているのだろうけどでもやっぱり寂しいです。

早く日本の働き方から長時間労働がなくなればいいのに。
そうしたら時短勤務で肩身の狭い思いもしなくていいし、職場で怒鳴り散らしてる人たちのストレスも減るかもしれない。うつ病で職場に突然来なくなる人も減って突然仕事が増えて家に帰れなくなることも減るかもしれない。
みんな家に早く帰ってこれるようになって、毎日一緒にゆっくりできる時間が出来るかもしれない。

会社の先輩から「早く帰ると家族にどうしたのって言われるんだよな…」という話を聞いたとき、凄く悲しくなりました。お父さんが早く帰って来てくれるのは嬉しいことだとばっかり思っていたのに、早く帰ってきたことに対する喜びより疑問が先になるくらい残業が日常化しているのかな。
うちもそうなるのかな。そうなりたくないな。

毎日好きな人と一緒に幸せだなって思える時間が欲しいだけなのに。私が働き続けていれば少しは早く帰れたのかな。二人とも残業漬けで家族として成り立たなくなるかな。留守番になる子供が可哀想でどのみち私には出来ないんだけどね。この年になっても夜に家で一人だと泣きそうになるもの。
早く帰って来ないかな。

子供が大きくなる頃には毎日家族が一緒にご飯を食べれることが当たり前の社会になってますように。
寂しいと思う時間が少しでも少ない人生でありますように。

バリキャリになる夢と実際問題について

仕事は嫌いではなかったけど特別好きな訳でもなかった。やりがいはあったかもしれないけど、職場の先輩方を見て明るい未来が描けていたかと言われると決して「はい」とは言えない。正社員としての立場を捨てたことにも未練があるし出世だってできない雇用条件ではなかった。 その反面、できることなら早めに家に帰りたいし夫のためにご飯を作って綺麗な部屋で帰りを待っていたい気持ちもあった。毎日片付いてない部屋に帰ってとりあえずご飯を食べて体を洗ったら寝る生活はとてもストレスだった。

 

でも専業主婦としてこの先もやっていきたいかと言われるとそう言うわけでもない。自分でお金を稼いでいないことに引け目を感じるし欲しいものを買おうという気にもなれない。夫が家に居ない間は電気は付けないようにして暖房も付けない。なんとなく世間から責められているような気持になる。一番責めているのは自分自身なんだけれども。好きなことをしてもいいと言われても、好きなこともないし何が好きだったかもよくわからない。学生の頃に何をしていたのか思い出してみても勉強と研究と気晴らしのゲームしかしていなかった気がする。学部生時代の研究は好きでやっていたけれど大学院に入ってからの研究は楽しかった記憶がない。だからもしかしたら今は楽しくない専業主婦もしばらく続けて行けるかもしれないけれど、それなら外に出て働いた方がましじゃないか。

 

でも専業主婦になってしまった人間を雇ってくれる会社がどれだけあるんだろうか?夫の転勤についていきたい私はどうしたら働けるんだろうか?

子供が小学校に入ったら短期のパートかアルバイトでもしようかな。手に職が欲しい。資格でも取ってみようか。使えるかはわからないけど。

 

キャリアは欲しいけどこの状況でどうキャリアを考えたらいいのかよくわからない。一番大切にしたいのは夫と居る時間であってキャリアではない。仕事のために生きているわけでもないし、最悪食ってさえいければ人生どうにかなるような気もする。

学歴とかプライドとか気にしないで生きていけるようになりたい。

専業主婦だとか共働きだとか、どっちだから肩身が狭いとか思わないで自分に自信を持って生きていけるようになりたい。

臨月は眠い

臨月に入ってから、眠たくて眠たくて仕方がない。

臨月は眠気を抑えるエストロゲンが分泌されることにより眠りが浅くなること加え、お腹が大きくなったことにより体力を消耗しやすくなっていることが原因で日中に眠気を感じやすくなる。
また出産に対する不安やストレスにより自律神経が乱れ眠くなる場合もある。

臨月に入ると眠くなくなるものだとばっかり思っていたけど、そんなことはないらしい。

ルーチンワークも楽しいと思う

今日は父が採ってきた竹の子を剥く作業を手伝いました。

一年分だから、と言って発砲スチロールの箱いっぱいに詰まった茹でた竹の子をひたすら剥く…

 

終わりがなかなか見えない作業だったけど、特に苦ではなかったので私はおそらくルーチンワーク向きなんだろう。工場実習も最初は文句いっぱいだったけどあれはあれで楽しかったし、たまにしてた実家の手伝い(データ入力)も楽しいっちゃ楽しかった。

大学院だ総合職だなんだしてたけど、何が適職なのかわからなくなってきた。もしかしたら期間工とかになったら何かの才能が開花するのかもしれない、しないのかもしれない。

 

竹の子を剥きながら話題になったのは北斗市七飯町の男の子置き去りについて。男の子の名前がうちの犬と同じでニュースで流れるとちょっと気になる。

 

母は「ここまで見つからないなら熊に食べられたんじゃないか」というけれど、熊は人を襲うことや食べることはあっても、何の痕跡もなく食べる技術は持っていないような気がする。この行方不明の犯人(?)が熊だったとしたら、もう山菜なんて採りにいけない。毎年山菜シーズンに数人は出ている行方不明者の原因は熊だってことになってしまう。

 

ちなみに北海道の熊は本州のツキノワグマと違い、体長およそ3m、体重500kgにもなるヒグマが一般的。最高速度は60km/h。湾岸線以外の首都高で出会ったら追いつかれて殴りかかられる可能性もある。日本では3台に1台は軽自動車だなんて言われているから、30%以上の車は引っ繰り返されるか殴られてベコベコになるかの運命だと思われるので首都高でヒグマに会った際には道路交通法を無視して全力でアクセルを踏んだ方がいいのかもしれない。

妊娠後期検査

今日は妊娠後期の検査でした。

病院についてすぐに4本ほど血を抜かれてとっても眠たい…
お昼に帰ってずっと寝てたから母親から怒られました。
でもまだ眠たいから今日は早めに寝ます。

赤ちゃんは少しずつ骨盤に降りてきているみたいで、頭の大きさがエコーでは分かり難くなっているらしい。
あと、我が子は毎回エコーの時には膀胱にたくさんおしっこを貯めているようです。またパパから恥ずかしいって言われそうです。

少しずつ下に降りてきたことと、今回の検診ではうつ伏せだったこともあってエコーは見辛かったけど心臓は元気に動いてました。
このまま順調に行けば予定日に生まれる時には2800gぐらい。初産なら丁度いいくらい大きさらしいです。

最近また一人で将来について悩むことが増えてきたけど、早く赤ちゃんと会って悩む時間がなくなるといいな。